体力づくり活動を行う上では、ご自分の体力状態を正しく把握し、定期的に運動効果を確認することが必要不可欠となります。そのためには精度の高い測定器具を用いて、決められた測定方法で、安全に体力測定を行うことが求められます。また、測定した数値が標準よりも優れているのか劣っているのかを正しく判断するために、精度の高い判定基準が求められます。
当社では長年にわたり多くの企業様や自治体様の体力測定に携わり、数十万に及ぶ方々の体力を測定して参りました。また、大学様の運動効果研究の一環として体力測定を担当させていただき、測定結果を研究・分析の基礎データとして提供させていただくこともあります。
体力測定機器の貸し出し、体力測定スタッフの派遣、体力測定結果個人票の出力、体力測定結果の集団分析等、体力測定に関することでしたら、経験豊富な当社にどんなことでもご相談ください。
身 長 | 体重・体脂肪 | 体組成(Inbody430を使用) |
身長を測定します。 素足または靴下で測定します。 かかとをつけて、背筋を伸ばして身長計の上に立ち、力を抜いて静止します。 |
体重および体脂肪率を測定します。 素足で測定します。 両足で所定の位置に立ち、力を抜いて静止します。 ペースメーカーを使用している方は測定を受けることができません。 |
体脂肪率や筋肉量等の体組成を測定します。 両足で所定の位置に立ち、両手でバーを握ります。なるべく体を動かさないように力を抜いて静止します。 ペースメーカーを使用している方は測定を受けることができません。 |
測定時間:約30秒程度 平らな場所 |
測定時間:約30秒程度 平らな場所 電源 |
測定時間:約90秒程度 平らな場所 電源 |
握 力 | 脚 筋 力 | 垂直跳び |
主に前腕の筋収縮力を測定するものです。 握り幅を調節し、腕を伸ばして体から少し離して持ちます。 合図で力を込めてグリップを握ります。 測定器を振り回したり、体に押し付けたりしないよう注意します。 |
主として大腿前部の静的筋力を見るものです。 椅子に座って、足首付近のバーを前に蹴るように押します。 椅子からお尻が浮き上がらないように注意しましょう。 脚に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
主に大腿後部の瞬発力を測定します。 腰に紐がついた計測器を着け、垂直にジャンプすることにより伸びた紐の長さで計測されます。 転倒に備えて補助者がつきます。 脚や腰に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
測定時間:約30秒程度 | 測定時間:約60秒程度 平らな安全な場所 |
測定時間:約30秒程度 天井が高く安全な場所 |
2ステップテスト |
歩幅だけでなく下肢の筋力・バランス能力・柔軟性などを含めた歩行能力を総合的に測定します。 目盛りのついたマット上を出来るだけ大股で2歩歩き、その距離を計測します。 転倒に備えて補助者がつきます。 脚に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
測定時間:約60秒程度 4m×1m程度の平らな場所 |
上体起こし | 反復立ち上がり |
主として腹筋の動的持久力を、30秒間に上体を起こす回数で測定します。 腰への負担を軽減するために、膝を直角に曲げ、補助者が足を押さえて実施します。 腰に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
主として大腿前部の筋肉の動的持久力を、30秒間で椅子から立ち上がる回数で測定します。 腰や膝が伸びきるまで立ち上がり、お尻が椅子に軽く触れるまで腰を落とします。イスを押える補助者をつけるのが望ましいです。 腰や膝に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
測定時間:30秒 平らな場所 マット・ストップウォッチ |
測定時間:30秒 平らな場所 イス・ストップウォッチ |
長座位体前屈 | 立位(長座位)体前屈 |
壁に肩をつけた状態で測定器に手を置き、そこから前屈してどれだけ測定器を前に移動させられるかを測定します。 文部科学省の新体力テストで採用された測定方式です。 腰に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
台についた物差し上のカーソルを指先でどこまで押せるかを測定します。足裏の位置を基準とし、足裏まで届かない場合はマイナス値となります。 立位は簡便性、長座は安全性に優れます。 腰に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
測定時間:30秒 壁際の平らな場所 |
測定時間:30秒 平らな場所 |
全身反応時間 | 座位ステッピング |
ランプが点灯してから素早くジャンプするまでの時間を計測します。 意図的に点灯よりも早く反応する事を考慮し、精度を高めるために何回か測定して平均値を採用する場合があります。 足腰に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
脚を素早く開閉した回数を数えることで、下肢の敏捷性を測定します。 椅子の中央を中心に30cm幅のラインを引きラインの内側と外側に素速く両足を移動させます。 脚に痛みがある方は測定を受けることができません。 |
測定時間:約90秒 平らな安全な場所 電源 |
測定時間:20秒 平らな場所 イス、ライン用テープ、ストップウォッチ |
閉眼(開眼)片足立ち |
眼を閉じて、片足でどれだけ長くその場に立っていられるかを調べる測定です。 眼を開けたり、軸足が移動したりすると終了になります。 高齢者は安全のため開眼での測定も可能です。 転倒に備え、補助者がつきます。 |
測定時間:180秒 平らな安全な場所 ストップウォッチ |
最大酸素摂取量 (自転車エルゴメーターを使用) |
固定自転車を漕ぐことにより、運動負荷に対する心拍数の状況から、最大酸素摂取量を算出する測定です。 時間の経過とともに運動負荷が高くなるので、体調を確認しながら実施します。既定の脈を超えた場合は自動停止します。 心肺機能に不安がある方は測定を受けることができません。 |
測定時間:約10分程度 平らな安全な場所 電源 |
体力測定受診者に返却される体力測定結果個人票には、受診した各種目毎の体力測定結果および判定と、今後の運動や食事の生活アドバイス等が提示されます。
体力測定の後、健康診断やセミナーを行っている間に、体力測定値や問診回答値の入力処理を行うことで、日を改めずに体力測定結果個人票を印刷・配布することも可能です。(一部対応不可)
健康づくり担当者様には、会社全体の平均値や所属・年代毎の数値分布等のデータ集計を提示し、今後の健康づくり活動の指標として役立てることができます。
問診内容や測定結果個人票は企業・団体様ごとにオリジナル版の作成も可能です。ある程度の受診者が見込める場合には対応させていだきます。(完成までお時間を頂きます)
労働体力測定 「ENERGY」 |
労働体力機能テスト 「Best Condition」 |
労働に必要な体力要因と、腰痛・肩こり等の日常動作の不調感を組み合わせて、体力判定と労働体力向上エクササイズ、元気回復体操を表示します。 | 労働に必要な三種目の体力測定と、腰痛・肩こり等の日常動作の不調感を組み合わせて、体力判定と転倒やつまずき等への回避力を表示します。 |
中高年労働者向け労働体力維持に最適 | 中高年労働者向け労働災害予防に最適 |
生活体力診断テスト 「健脚21」 |
トレーニングガイド 「フッィットネスナビ」 |
器具を使わない体力測定も可能で、比較的少ない問診と合わせ、手間をかけず短時間に実施することが可能です。 | InBodyによる体組成結果と希望の運動コース等の問診から自宅でできる運動メニューを表示します。ご自身の体力に合わせて体力アップができます。 |
器具を使えない測定会場での生活習慣改善に最適 | ご自身の体力に合わせた、日々の運動メニュー作成に最適 |
Fitness Support System 「体鼓判」 |
働く人の体力機能テスト 「フットワーク」 |
全身のスタミナを中心とする体力測定と、有酸素運動を中心とした運動習慣・食事習慣の問診を組み合わせて、体力判定およびアドバイスを表示します。 | 労働に必要な体力要因と、腰痛・肩こり等の日常動作の不調感を組み合わせて、体力判定と転倒やつまずき等への回避力を表示します。 (マークシート対応) |
生活習慣病予防・改善に最適 | 中高年労働者向け労働災害予防に最適 |